近年のブームにより、国内でもロードバイク等のスポーツ自転車が多くの人に認知されるようになりました。
自転車と言うくくりで一緒くたにするのは簡単ですが、ママチャリの延長という感覚で、扱うべきでは無いものです。
物欲に身を任せて買うのが悪いわけではありませんが、最低限以下の事はよ~く考えることをおすすめします。
盗難防止!鍵を掛けよう!
そもそも安い買い物ではありません。
外に鍵も掛けずにおいてあれば、現金が落ちているのと何ら変わりません。
私自身も盗難されたことはありますが、金網と一緒に鍵を掛けて駐輪していたら、鍵ではなく、金網が切られてもっていかれていました。
そのどこにもぶつけられない悲しみは、どうすることもできません。
より強固な場所と一緒に鍵をかけることが大切です。
長いこと、外に置かれているようであれば鍵を切って持っていかれる場合も考えられるので、長時間の駐輪は危険です。
室内に保管しよう!
部屋の中に保管するのがベストです。
部屋に置く場所が無く、マンションの駐輪場、屋根付きに車庫でも大きな問題はありませんが、盗難リスクもありますし、なんといっても塵やホコリがつきやすく、日光が当り続ければが塗装の日焼けや、ゴムの劣化が起りやすいです。
室内以外での保管は、カバーは掛けましょう。
外に雨ざらし、ただ雨除けがあるだけの駐輪場に保管する人は、そんな高い自転車は買うべきでありません。やめて下さい。
自転車が可愛そうです。
洗車をしよう!
自動車は洗車するひとが多いのに、自転車は汚い人が多いです。
職業柄、様々な人の自転車を見ていますが、汚れだらけだったり、サビだらけだったり、ろくに空気も入ってなかったり、そんな自転車を見るとがっかりします。
大切にしていない証拠です。自動車の自動洗車機はありますが、自転車の洗車機は街にありません。
あなた以外綺麗にしてくれる人は居ないのです。
自分の手を汚したくない人にスポーツバイクは向きません。
よく見てあげよう!
自転車は精密機械です。
ちょっとしたボルトの緩みで危険が生じたり、油切れで動作がスムーズでなかったり、調整が必要な乗り物です。
乗っている時にも、些細な違和感でも感じれば、どこかに問題があります。
また外観をよく見ることで、汚れだったり、飛び石による傷、その他摩耗している部分など、発見することができます。
簡単なメンテナンスは自身でできる方がいいですが、何か調子が悪く感じた場合は、ショップに持って行き、チェックしてもらう事が必要です。
ろくにメンテナンスもされないスポーツ自転車は、ホームセンターで1万円もせずに売られている自転車の性能に劣ります。
自転車を愛でよう!
自身の足となり、ペダルを踏む力を、スピードをという形にして与えてくれる自転車。
常に最良な状態で走ることが、自転車の性能を発揮し、自身の快適なサイクリングを約束してくれます。
愛車を恋人の様に大切にできますか?
私はそうあって欲しいと切に願います。
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