2011年、デイヴィッド・ホンの息子ジョシュア・ホンが設立した新興ブランドtern
しかし新興ブランドとは思えないその実力は華々しく、2011年から2015年まで毎年有名な賞を貰う程、高い評価を得ているブランドです。
DAHONのDNAを受け継いだその車体は、良さを取り入れつつも、革新的なテクノロジーと斬新なデザインでこれからの未来を切り開く礎になるでしょう。
ternの掲げたスローガンは、「サイクリストが世界を変える」
ただこだわって作るだけでは時代の流れに乗れないし変えることなんて出来ません。
「tern」という名前の由来となっている渡り鳥には、力強く世界を飛び回りながら常に新しい世界を探す意味が込められています。
それを表すかのように、ternの生産ラインは特殊で、世界が関わるラインを形成されています。
カラー・デカールデザインはアメリカ、製品技術デザインはフィンランド、パーツコントロールはドイツ、生産地は台湾。
時間が違えば人種も違う、この極めて特殊な環境において、ternの強みは、離れているからこそいつも同じ想いで働けるということです。
こだわりや伝統のあるメーカーが多数存在する中、グローバルに物事を捉え柔軟的に対応できるその環境は、
社員一人一人に誇りとモチベーションを与え、そして本当に世界を変えるんだ、という情熱をもたらしてくれます。
新しいからこそ見える世界。
ternには「tern-around」つまり方向転換という意味も込められています。
ダブルトラス3Dフレームやホイールの肥大化、違う視点からフォールディングバイクの可能性を探し続けるternの製品は
折り畳みでありながら、高い軽量性と剛性を兼ね備え、コンパクトで速いのです。
少し停滞していたミニベロ界に新たな風を吹き込むtern。今後も台風の目となって革新的で力強い製品を生み出してくれるに違いありません。