SPINERGYの始まりは、カザフスタン。
歴史は浅く、信憑性の高い情報はあまりありませんが、20年程度は間違いなく、ホイールの生産をしています。
最近な主なモデルとしては、XERO LITE、STEALTH CARBONなどがあります。
スポークに最大の特徴があり、PBOスポークと呼ばれる、合成繊維、ザイロン(防弾チョッキや消防服にも採用される有機系繊維)を使用しています。
通常のステンレススポークと比較して、1/2の重量、28倍の強度、また25%もの振動吸収性がある高性能スポークとされており、そのスポークで組まれたSPINERGYのホイールは、強度も高く、加速性能、振動吸収性を様々なシーンで発揮します。
スポークのカラーパターンも多くあり、自転車に合わせたカラーを選んだり、違った色を組み合わせたりと、ホイール自体のカラーカスタマイズができる所も魅力の一つです。
車いすのホイールも製造しており、その性能の高さから、大きなシェアを持っています。
少々古いモデルにはなりますが、4バトンのカーボンホイールREV-Xは、当時プロも使用しており、手裏剣の様なデザインは、ピストバイクや、旧車好きな自転車乗りにとって隠れた人気があります。
古いものやヴィンテージなどに関心があるコアなファンも多いですが、そろそろ新しいモデルを発表して市場を賑わして欲しいと願ってしまう、憎めないメーカーです。